概要
「RB2×2 OCL」は、高解像度に適した「1×1 OCL」と、高いオートフォーカス(AF)性能を実現する「2×2 OCL」を、一つのイメージセンサー内で組み合わせた画素構造です。これにより、高解像度とAF性能の両立を実現します。
技術解説
「RB2×2 OCL」構造は、画像の精細感に寄与するG(緑)の画素に対して、1画素ごとにレンズを配置する「1×1 OCL」構造を適用し、解像性能を確保します。一方、R(赤)とB(青)の画素には、4画素で一つのレンズを共有する「2×2 OCL」構造を採用し、位相差検出画素として活用します。これらの組み合わせにより、高解像度とAF性能の両立を実現します。
二種類のOCL構造を一つのイメージセンサー内に共存させる「RB2×2 OCL」構造の実現にあたっては、大きさや曲率の異なるレンズを同一面上に最適なバランスで配置する設計技術と、それらを高い形状精度で形成する製造技術を活用しています。さらに、「RB2×2 OCL」に対応した専用の信号処理技術も新たに開発しました。「1×1 OCL」向けと「2×2 OCL」向けのリモザイク処理を効率的に融合することで、高解像度を維持しながら、「2×2 OCL」が持つAF性能との両立を実現しています。
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は、長年培ってきた画素設計、製造プロセス、信号処理をはじめとする総合的なイメージセンサー技術を結集することで、このような高度な画素構造を可能にしています。
*) 「2×2 OCL」構造を搭載した、画素サイズ0.7µmのモバイル用CMOSイメージセンサー『LYTIA 601』との比較。
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