概要
車載用LEDフリッカー抑制技術(LFM/LED Flicker Mitigation)を用いることで、LED光源を用いた信号機や標識を撮像する際に発生するフリッカーを抑え、高品質な情報を取得することが可能になります。
技術解説
長時間露光でも飽和しない独自設計
LEDを使用した信号機や標識などは、人間の目では感じられない速さで周期的に点滅しています。人間の目では常に点灯表示が認識できても、イメージセンサーではLEDの点滅を判別できるため、場合によってはチラつき(フリッカー)が発生し、表示が消えてしまう可能性があります。そのため、信号表示が消灯しているように見えるケースがあります。
このような問題を解決する為には、発光周期よりもイメージセンサーの露光時間を長く設定すれば良いのですが、シーンによっては明るい部分が白飛びしてしまう問題が生じます。SSSの車載用イメージセンサーには、LEDの発光周期よりも長い時間露光しても、白飛びを発生させない技術が採用されており、チラつき(フリッカー)のない高品質な映像信号を得ることができます。
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