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リチウムイオン電池製造におけるSWIRイメージセンサーの活用

用途:電子機器製造

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はじめに

リチウムイオン電池の製造における主要な工程の一つに、電極シートとセパレータの積層工程があります。この工程における検査に、特定の物質を透過する特性を持つSWIR光(短波長赤外光)を利用した撮影が役立つことが期待できます。
積層工程を想定して撮影した画像を用いて、ソニーのSWIRイメージセンサーの活用方法をご紹介します。

リチウムイオン電池のイメージ画像

課題

リチウムイオン電池は、複数の電極シートと、セパレータの層が交互に重なり合った積層体で構成されています。この際、電極シートとセパレータの位置にずれが生じてしまうと、正極と負極が内部で直接接触する内部短絡の原因となり、発火事故や大規模なリコールにつながる可能性があります。しかし、物理的に重なり合った電極シートとセパレータの位置関係を正確に識別することは容易ではありません。

リチウムイオン電池の内部構造のイメージ画像

ソリューション

SWIRイメージセンサーは、一般的な可視光のイメージセンサーに比べて、より長い波長の光を撮影することができます。長い波長の光はセパレータを透過する特性を持つため、電極シートとセパレータの位置ずれを正確にとらえることができます。

リチウムイオン電池の積層工程を想定し、電極シートとセパレータを重ね合わせて撮影しました。

電極シートとセパレータを重ね合わせて可視光で撮影した画像
可視光で撮影
電極シートとセパレータを重ね合わせてSWIRで撮影した画像
SWIRで撮影(1500 nm)

可視光ではセパレータの下にある電極シートが見えづらいのに対し、SWIR波長域の画像は電極シートの位置ずれを鮮明にとらえることが可能です。

このように、SWIRイメージセンサーは可視光では見つけにくい位置ずれの検出に活用できると考えられます。

SWIRイメージセンサーや、その活用にご興味のある方は、お問い合わせフォームより是非お問い合わせください。
また、SWIRイメージセンサー搭載のカメラリストは、こちらからダウンロードできます。

SWIRとは

一般的に、波長が400nm~780nmの光を可視光、780nm~106nmの光を赤外線と呼びます。SWIRの波長帯域は900nm〜2500nmとされ、赤外線の中で最も可視光に近い波長帯です。SenSWIR™技術搭載のイメージセンサーは、SWIR光だけでなく、可視光を含む400nm-1700nmの広帯域撮像が可能です。

SWIRの説明の図

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SenSWIR技術搭載イメージセンサーのご紹介

短波長赤外イメージセンサー技術SenSWIRの詳細をご紹介します。

SWIRイメージセンサー搭載カメラリスト

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