- ホーム
- 製品・ソリューション
- マイクロディスプレイ
- 液晶マイクロディスプレイ
概要
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社（以下、SSS）の液晶マイクロディスプレイは、高画質を実現する反射型液晶ディスプレイパネルのSXRD™（Silicon X-tal Reflective Display）と高輝度・高耐光を強みとする透過型High Temperature p-Si TFT LCD （HTPS）のBrightEra™をラインアップ。当社独自のバックプレーン設計技術や高耐光TFT技術を用いてプロジェクターの進化に貢献しています。
特長
選べる2つの液晶方式デバイス
反射型のSXRDと透過型のBrightEra、2種類の液晶方式デバイスをラインアップ。用途に応じてお選びいただけます。
SXRD：反射型
BrightEra：透過型
反射型液晶ディスプレイデバイス SXRD
SXRDは、SSS独自の狭画素ピッチ技術、画素平坦化技術、無機配向技術により小型・高反射・高コントラスト性能を実現しています。
SXRDの特長
・高精細：Full HD（画素密度: 5,976ppi）
・高コントラスト：2,000:1以上 (Typical)
・高耐光性：無機配向膜使用
透過型液晶ディスプレイデバイス BrightEra
BrightEraは、SSS独自の微細加工技術による高開口・高光利用効率が特長です。無機配向膜の採用で大幅に耐光性能が向上、高信頼性を実現しました。
BrightEraの特長
・高輝度対応：TFT微細化技術による高開口化（7,000lm 0.64型 WUXGA ）
・高コントラスト：ノーマリブラックモード、VA液晶、光学補償板一体技術（750:1 0.64型 WUXGA）
・高耐光性：無機配向膜使用
プロジェクター用高画質信号処理IC
SSS独自の高画質信号処理機能により、SXRD/BrightEraの特性を最大限に引き出します。多くの一般的なプロジェクターに搭載されている台形補正機能に加えて、投影面が曲面でも歪みの無い映像に補正することができる「幾何補正機能」と、複数台のプロジェクターを使用して1つの映像を表示する際につなぎ目を感じさせない「エッジブレンディング機能」を搭載。これらの機能によって、プロジェクターの設置自由度を高めることが可能です。
製品ラインアップ
単板方式のSXRDおよびシステムIC
| SXRD | SXRD241 | SXRD242 |
|---|---|---|
 |
 |
|
| 画角 | 0.37型 | 0.55型 |
| 解像度 | FHD | FHD |
| 表示ドット数 | 1,920 x 1,080 | 2,048 x 1,080 |
| 画素ピッチ | 4.25um | 6.4um |
| 光反射率 | 82% | 87% |
| 搭載プロジェクター参考明るさ | 1,000lm | 2,000lm |
| 最大フレームレート | 60fps | 120fps |
| 電源電圧 | 6.0V | 6.0V |
| 1.5V | 1.5V | |
| 量産時期 | 量産中 | 2023年予定 |
| 製品概要（PDF） |  |
|
| システムIC | CXD3556GG | CXD3554GG |
|---|---|---|
 |
 |
|
| 概要 | デジタルシグナルドライバ | 小型SXRD用 デジタルシグナルドライバ |
| 電源電圧 | 0.8V、1.2V、1.8V、3.3V | 1.25V、1.8V、3.3V |
| 入力I/F | LVDS Rx 1.05Gbps(max.) | MIPI® Rx D-PHYv1.1 |
| V-by-One® HS Rx 4Gbps(max.) | ||
| MIPI® Rx D-PHYv1.1 | ||
| 出力I/F | V-by-One® TX 4Gbps(max.) | Mini-DSI Tx |
| MIPI® Tx 1.5Gbps(max.) | ||
| 通信 | I2C, SPI | I2C, SPI |
| 入力解像度 | WUXGA～4K | FHD |
| 機能 | ・色域変換 ・シフト4K処理 ・幾何学補正機能 ・フレームレート変換 ・ガンマ補正 ・色むら補正 ・その他画質補正 ・VESA DSC(mipi Tx/Rx) |
・色域変換 ・幾何学補正機能 ・ガンマ補正 ・色むら補正 ・フィールドシーケンシャル ・その他画質補正機能 |
| パッケージ | FCBGA-625P | LFBGA-289P |
| 量産時期 | 2023年予定 | 量産中 |
| 製品概要（PDF） | |
|
表示システムブロック図
3板方式のBrightEraおよびシステムIC
| BrightEra | LCX202 | LCX209 | LCX208 |
|---|---|---|---|
 |
 |
 |
|
| 画角 | 0.64型 | 0.76型 | 1.0型 |
| 解像度 | WUXGA | WUXGA | WUXGA |
| 表示ドット数 | 1,920 x 1,200 | 1,920 x 1,200 | 1,920 x 1,200 |
| 画素ピッチ | 7.2um | 8.5um | 11.2um |
| 搭載プロジェクター参考明るさ | 7,000lm | 10,000lm | 20,000lm |
| 最大フレームレート | 240fps | 240fps | 240fps |
| 電源電圧 | 15.5V | 15.5V | 15.5V |
| 12.0V | 10.0V | 10.0V | |
| -3.5V | -5.0V | -5.0V | |
| 量産時期 | 量産中 | 量産中 | 量産中 |
| 製品概要（PDF） | |
|
|
| システムIC | CXD3555GG | CXD3861GL |
|---|---|---|
 |
 |
|
| 概要 | デジタルシグナルドライバ | サンプルホールドドライバ |
| 電源電圧 | 0.8V、1.8V、3.3V | 1.55V、3.3V、10V |
| 入力I/F | LVDS Rx 1.05Gbps(max.) | V-by-One® HS Rx 2.72Gbps(max.) |
| V-by-One® HS Rx 4Gbps(max.) | ||
| 出力I/F | V-by-One® TX 4Gbps(max.) | 48相デマルチプレクス |
| 通信 | I2C, SPI | I2C |
| 入力解像度 | WUXGA～4K | WUXGA |
| 機能 | ・色域変換 ・シフト4K処理 ・幾何学補正機能 ・フレームレート変換 ・ガンマ補正 ・色むら補正 ・その他画質補正 |
・48相アナログ出力 ・VCOM出力 |
| パッケージ | FCBGA-625P | VFLGA-204P |
| 量産時期 | 量産中 | 量産中 |
| 製品概要（PDF） | |
|
表示システムブロック図
技術
この製品群に搭載されている液晶マイクロディスプレイ用高精細化技術の技術情報はこちらです。
この製品群に搭載されている液晶マイクロディスプレイ用高輝度化技術の技術情報はこちらです。
活用事例
この製品群はプロジェクターの分野で、投影パネルとして活用されています。
商標について
SXRDおよび 
はソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。
BrightEraおよび 
はソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。
V-by-One®は、ザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
MIPI® は MIPI Aliance, Inc. の登録商標です。
ARMは、ARM Limitedの登録商標です。
お問い合わせ
ソニーセミコンダクタソリューションズグループおよび製品・サービスに関するお問い合わせ、仕様書、見積り/購入のご依頼などは、以下のボタンより専用フォームにてご連絡ください。