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    による有償サービスを開始 ~センシングソリューションの社会実装をめざし、
    「Console Developer Edition」でデベロッパーの課題解決に貢献~

報道資料
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2022年11月09日

エッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™(アイトリオス)」
による有償サービスを開始 ~センシングソリューションの社会実装をめざし、
「Console Developer Edition」でデベロッパーの課題解決に貢献~

ソニーセミコダクタソリューションズ株式会社

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、SSS)は、AIカメラなどのエッジデバイスを活用したセンシングソリューションの効率的な開発・導入を可能にするエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™(アイトリオス)」による、有償サービスの提供を開始します。
今回、AITRIOSを構成する有償サービスとして提供を開始するのは、主にアプリケーションデベロッパーやAIデベロッパーによるソリューション開発と運用を支援する「Console Developer Edition(コンソール デベロッパーエディション)」です。必要な環境やツールなどさまざまな機能を提供し、作業工数の増加や、エンジニアの人員数やスキル不足など、パートナー企業が抱える課題解決に貢献します。
2022年11月より日本におけるサービスの有償提供を開始し、今後他地域にも順次展開していく予定です。
SSSは、本サービスの本格運用を皮切りに、パートナー企業と共にセンシングソリューションの社会実装を加速していくとともに、リカーリングビジネスの拡大を進めていきます。

AITRIOS Logo

エッジAIセンシングプラットフォーム
「AITRIOS」

AITRIOS-Console Chart
サービス名サービス 開始時期販売場所
Console Developer Edition
(コンソール デベロッパーエディション)
2022年11月※1 AITRIOS上の
Marketplace(マーケットプレイス)

※1: 日本のみ。米国および欧州の一部地域は2022年度中に提供開始予定。

本サービスを提供するAITRIOSは、AIカメラなどのエッジデバイスを活用したセンシングソリューションの効率的な開発・導入を可能にするプラットフォームです。
昨年、AITRIOSを活用するパートナー企業の募集を目的に、一部サービスの無償提供を開始して以降、世界各国で累計20件※2以上の実証実験を進めてきました。その結果、多くのパートナー企業から実用化に向けての評価をいただき、課金モデルによる運用を開始できる見込みが立ったため、このたびAITRIOSのプラットフォームを構成するサービスとして、「Console Developer Edition」の有償提供を開始しました。
なお、主にシステムインテグレーターの法人顧客先でのシステム構築にかかる作業をサポートするサービスも、今後有償での提供を予定しており、さまざまなパートナーのニーズに合わせたサービスを拡充していきます。

※2: 2022年11月時点。

■サービスの導入形態と特長
本サービスは、SSSが保有するクラウドインフラ上で、スタートアップ企業や研究・学術機関など、アプリケーションやAIモデルの開発を担うさまざまなデベロッパーに向けて提供されます。本サービスの導入により、デベロッパーは自前のインフラを用意することなく、エッジデバイスのセットアップや、クラウドへの接続、アプリケーションやAIモデルの開発、ソリューションの運用を、手軽に実施できる環境を構築することができます。

Console Developer Edition体系図

Console Developer Edition体系図



■本サービスに含まれる機能一覧*
*2022年11月9日広報発表時点。機能は今後順次拡張予定。

機能名概要
デバイスプロビジョニング Console上でクラウド接続用のQRコードを生成。生成したQRコードをエッジデバイスで読み取ることにより、クラウドへの接続を容易にする。
デプロイメント センシングアプリケーションやAIモデルを、モデルコンバーターを通してエッジデバイスに実装する。
モデルリトレーナー 使用環境や条件の変化に応じて、AIモデルのデータ準備、再学習、イテレーションマネジメント※3を行う。
デバイスコントロール エッジデバイスの各種操作や制御(データアップロードの開始/停止、再起動/工場出荷時リセット、モニタリングなど)を行う。
インサイトモニタリング エッジデバイスからさまざまなデータ(推論データ、画像データなど)を収集し、後段のシステムに提供する。
AIモデルマネジメント AIモデルの開発、インポート、保管、管理を行う。

※3: AIモデルの学習履歴と性能の確認。


■課金体系
本サービスで提供する機能ごとに、課金の方法は異なります。詳細はこちら

課金例
※課金例の前提:
・運用期間: 1カ月
・接続エッジデバイス数: 5台


アプリケーションデベロッパーが人数カウントを行うアプリケーションを開発
AIモデル開発 20,000円※4
運用(期間:1ヵ月) 17,500円※5
総額 37,500円

※4:モデルリトレーナーおよびモデルコンバーターの使用料を含む
※5:基本料金とデバイス接続料を含む

■ソフトウェア開発キット(SDK)
Console Developer Editionに付随する各種ソフトウェア開発キット(SDK)も、無償での提供を開始します。Consoleと合わせて利用することで、パートナー企業の開発効率をさらに向上させることができます。詳細はこちら

■AITRIOS対応エッジデバイス
本サービスに接続可能なエッジデバイスは、パートナー企業から発売される予定です。AI処理機能を搭載したSSS製インテリジェントビジョンセンサーIMX500/IMX501を搭載しており、将来的にはそれ以外にも、多種多様なセンシング用途のSSS製センサーを搭載したデバイスへの接続も計画しています。詳細はこちら

AITRIOSホームページ


※ AITRIOS、およびそのロゴは、ソニーグループ(株)またはその関連会社の登録商標または商標です。

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