押山 到

インタビュー 信念を持って仕事をすれば時代を変える新技術にたどり着く

押山 到
ソニーセミコンダクタソリューションズ
プロセス開発
総合理工学研究科 物理情報システム創造専攻
入社:2006年(新卒採用)
勤務地:神奈川(厚木)

こんなところが魅力!

ユニークな新規技術のアイデアがあれば、積極的にどんどん検討していくのが当たり前の社風です。チャレンジに対して寛容な組織風土だと実感しています。若手社員にも責任のある業務を任せることで、個々のキャリア形成を促していく環境も広がっています。

現在の仕事内容

研究開発者としてイメージセンサーのプロセス開発に取り組んでいます。現在はインテグレーションモジュール開発、成膜ユニットプロセス開発を担当するチームの統括課長として、全体をマネジメントする役割も担っています。

ソニーらしい新しい技術や新しい価値観を形にしていくのが、研究開発者である私たちの使命です。その中で大切なのは、信念を持って業務に取り組むこと。新しいモノを生み出す過程では、華々しい成功の裏に数えきれないくらい多くの失敗が存在しています。なかなかうまく行かないからといって立ち止まってしまっては研究が前に進みません。諦めない粘り強さ、やり遂げようとする強い信念があってこそ、次につながるのだと思います。苦労の末にようやく新しい技術が生み出され、製品として世の中に出回っていく様子を見たときには、大きな達成感と満足感を得ることができます。

入社理由と経歴

入社前、ソニーといえば、「ウォークマン」や「プレイステーション」などの世の中になかった製品を生み出すことで、新たな価値観を創出する企業というイメージを抱いていました。私もソニーらしい製品開発に携わりたいと思うようになり、就職活動では当社を強く志望しました。なかでも半導体部門を選んだのは、学生時代、半導体の研究に携わっていたから。ソニー内外の多様な製品の中核を担うプロセッサやイメージセンサーの開発ならば、私の学んできたことを生かしながら、新しい製品や価値観づくりに挑むことができると考えました。

以来、15年近く働いてきましたが、どのプロジェクトに所属しても、当社には世の中にない世界初の技術を開発し、製品化しようという文化がしっかりと根付いているのを改めて実感しています。

押山 到

これからチャレンジしたいこと

現在は統括課長として、組織運営やプロジェクト・マネジメント業務を担っているだけに、広い視点からソニーというブランドを見つめ、まさに会社の今後にかかわる製品づくりにも深く取り組んでいます。

近年、イメージング領域だけではなく、センシング領域での技術開発要求が高まっていますが、課を挙げてこれまでにない新しいプロセス開発に取り組んでいる真っただ中です。今後も、引き続き新技術の開発に挑み続けることで、自ら携わった新しい価値をまとった新製品を通して、人々に感動を提供したいと思っています。

押山 到

1日のスケジュール

8:30
出社
メールチェック、当日にやるべき仕事の確認
課内メンバーから本日の業務内容の報告を受け、全体状況を把握
10:00
社内会議
上位マネジメントとの会議に出席し、プロジェクト状況について報告
12:00
昼休憩
社員食堂で昼食
13:00
ブレスト会議
プロジェクト関係者で集まってブレストを実施、新しいアイデアを創出
15:00
社外打ち合わせ
装置メーカーと現在取り組んでいる案件について協議
17:00
ミーティング
課内メンバーから本日の成果報告を受け、明日以降の取り組みを協議
18:30
終業・退勤
退勤前に明日のタスクを確認