インタビュー キャリアや経験が浅くても世界 最先端に挑むチャンスがある
大竹 悠介
ソニーセミコンダクタソリューションズ
画素設計
工学研究科 マテリアル理工学専攻
入社:2012年(経験者採用)
勤務地:神奈川(厚木)
こんなところが魅力!
一言でいえば「自由」。仕事の裁量は個人に任せられている部分が大きく、やりたい仕事にどんどん挑戦することができますし、仕事へのアプローチの仕方も自分なりの方法を尊重してもらっています。
現在の仕事内容
イメージセンサーの画素設計を行う部署で、マネジャーとして業務にあたっています。画素設計はイメージセンサーの性能を左右する非常に重要なプロセスであり、画素構造やCADレイアウトといった多様な設計パラメータを組み合わせて性能を追求していきます。実は担当エンジニアのアイデア次第で、実現される特性はがらっと変化します。難しい仕事ではありますが、自分のオリジナリティを存分に発揮できる点はこの仕事の面白さの一つです。
最終製品としてはスマートフォンやカメラ向けのイメージセンサーを想像する人も多いと思いますが、最近私の部署では、人間の目には見えない赤外光を撮像するセンサーを数多く手掛けています。エンジニアは数十名が所属していますが、ユニークなキャラクターの人材が多く、マネジメントで苦労することもしばしば。しかし、個性あふれる人材が集うからこそ、乗り越えられる課題も多く、楽しく仕事に取り組んでいます。
入社理由と経歴
イメージセンサーに出会ったのは、前職の新人時代のこと。半導体物性、電気電子回路、光物性などの多岐にわたる学術領域を含んだ奥深い半導体デバイスであることを知り、いつの間にか魅了されていた自分がいました。以来、前職ではイメージセンサーの開発をしていたのですが、ソニーセミコンダクタソリューションズでは裏面照射型イメージセンサーや積層型イメージセンサーをはじめとするアグレッシブな技術開発を展開していますので、私もいつかソニーで働いて自分の力を磨いてみたいと感じるようになっていました。
念願がかなって7年前にソニーへやってきてからは、いきなりイメージセンサーの高解像化に向けた世界最小画素の画素設計に挑戦。たとえ経験は浅くとも、本人に気概があれば背中を押してくれるソニーならではの風土をひしひしと感じ取りました。
これからチャレンジしたいこと
現在、センサー開発業務の他にもいくつかの役割を担っています。たとえば、アメリカやヨーロッパといった海外拠点の画素設計エンジニアとの連携強化も私の課題の一つ。現地マネジャーと信頼関係を築きながら、海を越えた連携方法や新たな仕組みについて議論を重ねている真っただ中です。
グローバルに連携できるようになれば、今までできていなかった開発なども実現しやすくなるでしょう。既にいくつかの画素設計の効率化と品質向上を達成するための施策も導入。今後、グローバルなチームとして一体感を高め、さらに難易度の高いセンサー開発をやり遂げていきたいと思っています。
1日のスケジュール
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