桝田 宏子

インタビュー 意見の異なるメンバーをまとめ上げより良いモノづくりを実現していく

桝田 宏子
ソニーセミコンダクタソリューションズ
アナログ回路
工学部 電気電子工学科
入社:2016年(経験者採用)
勤務地:神奈川(厚木)

こんなところが魅力!

大きな課題に取り組む際には、全員が力を合わせて解決しようとする一体感のある社風だと感じています。ワークライフバランス面では個人的な事情に対する理解も深く、「フレキシブルワーク」などを活用されている方も多くなっています。

現在の仕事内容

イメージセンサーのアナログ回路設計を任せられています。画素から出力される電圧をアナログ-デジタル変換した上で、ロジック制御部に渡すところまでが私の担当。現在はリーダーとして、メンバーをまとめあげるとともに、他機能を開発するチームとスケジュール調整をしたり、製品の評価担当の方からもらう評価結果の確認作業も手掛けています。

回路設計というと個人の技術勝負の仕事だと思われるかもしれませんが、実際はチームワークが何よりも大切だと思っています。ときにメンバー間の意見の相違なども発生しますが、意見をまとめられるか否かはリーダーである私の腕次第。苦労は多いだけに、回路を完成に導いたときの達成感は非常に大きいですね。

入社理由と経歴

前職でもアナログ設計に取り組んでいた私ですが、当社に入社する直前の約3年間、仕事から離れていました。これだけのブランクがあると、一般的には再就職は簡単ではないと言われています。しかし、当社の面接官は特に気にする様子もなく、ブランクに対しても明確な言葉がなかったからこそ、「大丈夫だよ」とエールを送ってもらえている気分になったことが、入社を決めた大きな理由です。

以来、一貫してセキュリティカメラ用のイメージセンサーのアナログ制御部の回路設計に携わっています。思い出深いのは、初めて携わったセンサーを完成させたとき。実は、そのセンサーを使ったカメラの画像を確認した際、左半分が破綻するというトラブルを発生させてしまいました。慌てて解析作業に臨み、結果適切でない箇所を修正してなんとか対応。冷や汗はかいたものの、自分で問題を解決できたことは大きな自信となりました。

桝田 宏子

これからチャレンジしたいこと

現在、担当している業務はこれまで取り組んできたものよりも短期間でやり切る必要があるプロジェクトです。それだけに部署を超えた大人数体制での開発を行っていて、そのリーダーを任されていると思うと、多少のプレッシャーは感じます。それでも多くの人の力を借りながら、プロジェクト全体で力を合わせて、課題を乗り切っていこうと思っています。

最近は顧客との打ち合わせに参加する機会も増え、よりマネジメントの色合いが濃くなってきました。イメージセンサーにかかわってまだ3年程度のため、経験不足を痛感することも多く、顧客から画質などに関する質問を受けても回答に窮してしまう場面も少なくありません。今後は顧客の前でも堂々と対応できるように、知識の幅を広げていきたいと思います。

桝田 宏子

1日のスケジュール

9:00
出社/始業
メールチェック、当日やるべき仕事の確認、会議準備
9:30
進捗会議
各プロジェクトの進捗状況の共有
11:00
資料作成
関わっているプロジェクトに必要な資料の作成、業務指示など
12:00
休憩
食堂を利用
13:00
定例会議
プロジェクト内の別のチームとの定例
14:00
レビュー
業務委託先の検証結果のレビューに参加。問題があった項目は追加の確認依頼をする
16:00
定例会議
アナログ設計ブロックの横断的な情報共有の会議に出席
17:00
レビュー
14:00の会議とは別のアナログブロックの検証結果レビュー
18:00
勉強会
チーム内の技術力向上のための勉強会
19:00
終業/退勤
メールチェック、次期開発の準備等を進めた後、帰宅

お問い合わせ

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