近藤 悟郎

インタビュー 個性を際立たせてくれる会社
ベテランでも新しい自分を発見できる

近藤 悟郎
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
生産技術開発
工学府 機械工学科
入社:2002年(新卒採用)
勤務地:熊本

こんなところが魅力!

必要な知識やスキルなどを身に付けるための研修が大変充実しているのは当社の良さ。また、様々な領域のプロフェッショナルから先端技術や知識を共有してもらえる場も多く、成長のチャンスがあふれている点にも魅力を感じています。

現在の仕事内容

イメージセンサーやディスプレイデバイスを製造する熊本テックにおいて、生産技術関連部署の統括課長を務めています。効率よく、高品質に量産するべく、半導体組立装置の設計・開発のほか、装置の要素技術にかかわる組立、加工、計測、制御技術、プロセス開発・導入など幅広く手がけてきました。

一人では難しい物事であっても、社内外の様々な領域のプロフェッショナルと力を合わせれば、大きな成果を成し遂げることができます。ソニーグループには様々な領域に秀でた人が数多く在籍していますが、会社側も関係者同士がつながりやすい仕組みをつくってくれているため、困ったときスピーディーに連携できるのがありがたいです。すばらしい仲間と一緒になって新しいことに挑戦させてもらえる機会が多く、毎日ワクワクとした気持ちを感じています。

入社理由と経歴

私が学生だった頃、コンクリート構造物の劣化によるトンネルの落盤事故が数多く発生していました。そうした事故を未然に防ぎたいからと、大学院時代、修士論文のテーマとして、落盤事故防止のための検査技術の開発に取り組んでいました。その中で様々なセンシング技術を調査していったのですが、あるとき、イメージセンサーに関しての情報に触れる機会に恵まれました。

イメージセンサーを使えば、人が見ることができないモノや現象をとらえられる。そのことを知ったときは、「そんなにすごいモノがあるのか」と驚いたのを覚えています。イメージセンサーの世界ナンバーワンシェアの会社に入り、世の中を変えるデバイスづくりにかかわっていきたいとの思いから当社の扉を叩きました。新人時代はイメージセンサーの製造装置開発からスタートし、以後はレーザーダイシングプロセスやカメラモジュールの組立装置の開発、Crystal LEDディスプレイの組立技術の開発など、多彩なプロジェクトに挑んできました。

近藤 悟郎

これからチャレンジしたいこと

私は機械系出身ですので、これまでのキャリアの中では"後工程"に位置付けられる組立装置開発の業務に数多く携わってきました。しかし、最近はまったく違う領域の仕事に挑んでおり、機械以外にも半導体デバイスの深い知識が求められるようになりました。機械ばかりを見ていたので、一生懸命に半導体の勉強を重ねているところです。新しい知識を身に付けるのがとても面白く、入社して20年近くになった今でも改めて自身を成長させられる点に喜びを見いだしています。

やる気があれば何歳でもチャレンジできるこの環境を生かし、これからも自分の仕事の幅を広げるとともに、ソニーグループ内外の多くの人々とつながりながら、面白い仕事に挑戦し続けていきたいです。

近藤 悟郎

1日のスケジュール

9:00
出社始業
メールの確認、本日のタスクの確認
9:30
課朝会
メンバーの体調確認、連絡事項共有 及び 業務課題確認
10:00
商談
商談会議室にてお客様との技術打ち合わせ
12:20
ランチ
会社食堂にて、持参したお弁当で
13:30
評価開発
技術調査、評価の実施
15:00
web会議
ソニーセミコンダクタソリューションズの開発メンバーと検査技術打ち合わせ
16:00
web会議
装置開発関連のミーティング。遠隔地の為、リモートにて打ち合わせ
17:00
評価開発
検査技術評価の実施
18:30
退勤
退勤後、同僚とバスケットボールをしてリフレッシュ