ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社(以下、SCK)は、長崎テクノロジーセンター(諫早市)における増設棟「Fab 5」の屋上に新たに約1MWの太陽光パネルを設置しました。本設備は2025年5月より稼働を開始し、本日竣工式を開催しました。年間で約1,400MWhの電力(一般家庭の約350世帯分)を発電し、同センター敷地内の事務棟や水処理施設の電源として使用します。年間で約590トンの温室効果ガス排出量削減(約4万2千本の植樹効果)を見込んでいます。

長崎テクノロジーセンターのFab5屋上に設置・稼働する太陽光パネル
■ソニーグループの環境施策
ソニーグループでは、2050年に環境負荷をゼロにすることをめざす環境計画「Road to ZERO」を2010年に策定し、そこに向けて段階的に環境中期目標を設定しながら、活動を推進しています。また2022年5月には、気候変動領域における環境負荷ゼロの達成年を2050年から2040年に前倒し、取り組みを加速しています。
■イメージング&センシング・ソリューション事業(I&SS)の環境「責任」
I&SS事業では、イメージセンサーを中心とする半導体の開発・製造を自社で行っているため、ソニーグループ全体の温室効果ガス排出量の大部分を本事業が占めています。I&SS事業における温室効果ガスを削減するため、SCKではエネルギー効率の改善(省エネ)および再生可能エネルギーの導入強化(再エネ)に取り組んでいます。
2021年4月から長崎テクノロジーセンターで段階的に稼働を開始した「Fab 5」は、最新の省エネ技術を取り入れた環境に配慮した製造事業所です。AIを活用した高効率なエネルギーシステムの導入のほか、生産装置などからの廃熱を回収してエネルギーの循環利用を推進しています。これらの施策により、クリーンルームのエネルギー消費量を2015年度比で30%改善しています。
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社 環境ESG担当 山下 満
「ソニーセミコンダクタソリューションズグループは、『テクノロジーの力で人に感動を、社会に豊かさをもたらす』というミッションのもと、環境負荷低減と同時に利益創出も実現する、長期視点の経営を推進しています。イメージセンサーを中心とした半導体製品を生み出す一方で、グローバル企業として、社会と地球環境に対する「責任」を果たすことが重要です。今後も「環境負荷ゼロ」 に向けて、さらなる取り組み強化を行い、事業と社会の持続的な発展に貢献してまいります。」
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社
(1)所在地 : 熊本県菊池郡菊陽町大字原水4000番地1
(2)資本金 : 1億円(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 100%出資)
(3)代表者 : 代表取締役社長 山口 宜洋
(4)事業内容 : 半導体の設計・開発・生産・カスタマーサービス
(5)従業員数 : 約12,900名(2025年4月1日現在、派遣社員を含む)
同 長崎テクノロジーセンター
(1)所在地 : 長崎県諫早市津久葉町1883-43
(2)設立 : 1987年12月
(3)敷地面積 : 約269,000m²
(4)従業員数 : 約4,600名(2025年4月1日現在、派遣社員を含む)
(5)生産品目 : CMOSイメージセンサー
「Fab 5」概要
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クリーンルーム |
STEP1 2021年4月 |
|---|---|
| 延床面積 | 155,300㎡ |
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クリーンルーム面積 |
約36,800㎡ |
| 主な生産品目 |
モバイル用CMOSイメージセンサー |