分 野
安全

遠方・広域観察

概要

映像や情報技術の進化に伴い、現在さまざまな目的で航空写真や遠方観察のニーズが増えてきています。航空写真は地図作成に使われるほか、各種報告書や、映像制作、特定の設備の周辺状況の把握、災害管理などにも使われています。遠方観察も同様に、特定の箇所のモニタリングや映像制作などにも使われており、用途は多様です。このような分野でもイメージセンサーが応用されています。

活用事例

航空写真

現在、地図の作成や特定区域の観察・記録を目的として、航空写真が活用されています。航空写真は、セスナやドローンなどの飛行体とカメラを用いて広域の航空写真を何枚も撮影し、それらを合成して制作します。一日で広大な面積を撮影する場合は、限られた時間で解像度が高い写真を大量に撮る必要があります。

ソニーのローリングシャッター方式イメージセンサーグローバルシャッター方式イメージセンサーには、35mmを超える撮像面積の広い機種があります。これらを使うと1枚あたりの撮像エリアを広く確保できるので、撮影枚数を抑えることができ、撮影時間の短縮にもつながります。また画質が高いので、ボケのない精緻な航空写真に仕上がります。

広域の航空写真のイメージ画像

遠方観察

遠方観察では、空気中の微粒子の影響で、遠方の対象物がかすんで、うまくカメラで撮影できないことがあります。SWIR帯域の光は可視光より波長が長いため、空気中の微粒子の影響を受ける度合いが少なくなります。SWIRイメージセンサーはSWIR波長の光を効率よくとらえることにより、遠方の対象物を鮮明に撮像することが可能です。

遠方観察のイメージ画像

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