分 野
モバイル

スマートフォン(Viewing)

概要

今、写真撮影で最も使用されているスマートフォンのカメラ。「友達や家族との写真」や「自然や街並みなどの風景写真」などを見たままに残したいというニーズを実現するカギとなるのがイメージセンサーです。ふだん目にすることがないイメージセンサーですが、この性能が撮影品質に大きく影響します。

スマートフォンのカメラには、思い通りで、ストレスのない撮影ができることが求められます。ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、SSS)のモバイル用イメージセンサーは、そうしたニーズをサポートするため、「逆光でもきれいに撮れる」「ピントが正確に合う」「暗い場所でもきれいに撮影できる」などの各種機能を実現します。

活用事例

高感度と高解像度を両立する写真・動画撮影

近年、スマートフォンのカメラ性能に対する要求水準が大きく高まっており、これを受けるかたちでスマートフォン向けイメージセンサーの高画質化が加速しています。その一つのトレンドが、画素を小さくしてより多くの画素を並べることで画像解像度の向上を実現する高多画素化です。しかし、むやみな高画素化は画素の微細化に繫がり、感度が下がるというトレードオフの関係にあります。

そこでSSSは、画素を小さくしても感度の低下を最小限に抑えるQuad Bayer Codingという画素配列を開発しました。これにより、たとえば夜景など低照度下の撮影でも感度を高め、低ノイズで明るい写真や動画の撮影を可能にし高感度と高解像度の両立を実現します。

Bayer配列のイメージセンサーで撮影の画像

Bayer配列のイメージセンサーで撮影

Quad Bayer配列のイメージセンサー(IMX689)で撮影の画像

Quad Bayer配列のイメージセンサー(IMX689)で撮影

様々な状況下での撮影に対応するオートフォーカス

オートフォーカス(AF)性能は、シャッターチャンスを確実にモノにするために必須な要素のひとつです。SSSの全画素オートフォーカスは、全ての画素でフォーカス情報を取得できる技術です。これにより様々な状況下でも精度の高いAFを実現します。人物の瞳などの狭い範囲や、輪郭がはっきりしない被写体にフォーカスを合わせたい時でも、ズームをしながら正確にフォーカスを合わせることが可能です。

また、全画素オートフォーカスでは多くのフォーカス情報を集めることができるため、暗いシーンでも迷うことなく精度の高いフォーカスを提供します。

参考動画①:暗いシーンでも迷うことなく正確にフォーカスが合う

参考動画②:輪郭がはっきりしない被写体に対するフォーカス性能向上

明暗差が大きい被写体でも、白飛びや黒つぶれを抑えた撮影を

明暗差が大きいシーンでは、顔が暗く映ってしまうなど失敗写真になりがちですが、そんなシーンでは高性能なHDR(High Dynamic Range)が自動で明るさを調整。白飛びや黒つぶれを抑えて、見た目に近い撮影を可能にします。

SDR(Standard dynamic range)で撮影の画像

SDR(Standard Dynamic Range)で撮影

HDRで撮影(IMX689)の画像

HDRで撮影(IMX689)

夜の風景も実は明暗差が大きいシーンです。HDRを使えばライトアップの白飛びや影の黒つぶれを抑えて、見たままの光景を撮影できます。

SDRで撮影の画像

SDRで撮影

HDRで撮影(IMX689)の画像

HDRで撮影(IMX689)

映画のような印象的なスーパースローモーション動画を

SSSのイメージセンサーは、これまで放送業務用のハイスピードカメラでないと撮影できなかったスーパースローモーション映像の撮影を可能にします。フルHD画質(1920×1080画素)で1秒間に960フレームの撮影が可能です。これは放送業務用カメラに匹敵する性能で、プロフェッショナル仕様同等の滑らかなスローモーション映像をスマートフォンで手軽に撮影することができます。

人間の眼ではとらえることができないような一瞬の動きや、動物が走る姿なども、滑らかなスローモーションで撮影することが可能です。ゴルフのスイングやテニスのサーブなど、フォームをじっくりチェックしたい時にも有用です。また、SNSで話題になるような面白いスローモーション動画や、テレビや映画で見るような印象的なスローモーション動画も簡単に撮影が可能です。舞い散る雪や車窓からの景色など、いつも見ている光景ですら、ドラマチックな映像に変わるかもしれません。

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