分 野
IoT・コミュニケーション

高速無線通信

概要

近年のスマートフォンやタブレットといったモバイル機器、そしてIoT機器の普及にともない、ネットワークを飛び交うデータの量が飛躍的に増加しています。やりとりされるデータの数や種類が増えただけなく、一つひとつのコンテンツがリッチになっていることからデータサイズも巨大化。この傾向は今後ますます加速していくとみられており、ネットワーク資源の枯渇問題が現実味を帯びてきています。

そんな中、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、SSS)は、巨大なデータ送受信のオフロード化を実現可能な独自の高速無線通信技術 TransferJet Xで、ネットワーク資源枯渇化の解消に貢献します。

活用事例

ドローン・ドライブレコーダーのデータ転送

ドローンやドライブレコーダーで録画した大容量データを自動で高速転送できます。たとえばドローンの場合、飛行中に取得したデータを地上着陸時に高速無線通信技術 TransferJet Xを組み込んだドローンポート側のストレージに高速転送し、内蔵ストレージを空にしてすぐに次の撮影に飛び立たせるといった活用方法が可能になります。

ドローン・ドライブレコーダーのデータ転送のイメージ図
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ドローン・ドライブレコーダーのデータ転送のイメージ図

タッチレスゲート

高速無線通信技術 TransferJet Xはゲートアンテナを利用したタッチレス通信に対応。ゲートを通過するだけで高速通信を行えます。ゲートアンテナは隣の通信エリアと干渉しない設計のため、複数ゲートを並べて設置することも可能。ビル入口の入館ゲートや、電車の改札機等での使用を想定しています。

タッチレスゲートのイメージ図

コンテンツ配信・転送

高速無線通信技術 TransferJet Xは雑誌、新聞、動画などのコンテンツ自動販売にも活用できます。たとえば自動販売機で購入した雑誌のデータを、タッチ通信や、通信エリア内でのタッチレス通信で瞬時に受け取ることが可能です。

コンサート会場で、その日のライブ動画を受け取って帰るといった活用方法も想定されています。

コンテンツ配信・転送のイメージ図

関連製品&ソリューション

*) TransferJet および TransferJet ロゴは一般社団法人TransferJetコンソーシアムがライセンスしている商標です。 

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